猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏さんの花巡礼「川井峠」 紅芍薬

二人静

 落葉せず土壌が乏しい
薄暗い風景になる杉林にも
根を張る小さな命がある。


◆植林を登る
 「これはなかなか・・・」
 登山道じゃないから
仕方ありませんよね(苦笑)



                    
◆稜線に出る
 馬酔木が現れ
稜線が近いことを告げる。



しばらく尾根道を進み
幾度か沢筋を越えた。

                   
◆聖地へ分け入る
 シゲさんの案内は
尾根から下り始めた。
 これは解らんわぁ・・。
             
 「百株はあるでしょうね」
よくぞここを見つけましたね。


                   
広大な植林のここだけに群生する
ベニバナヤマシャクヤク


日本では北海道から九州にかけて
山野の落葉樹林内などに自生する多年草
              
                         
 「狐につままれる」とは
この様な事をいうのだろう。



                           芍薬のうつらうつらと増えてゆく  阿部完市