猿板

遊山黒子衆SARUの記録

小満の剣山遊山 結

コヨウラクツツジ

 コヨウラクツツジが咲いている。
亜高山の酸性土壌や蛇紋岩地帯に生え
枝は輪生状に分枝し高さが2〜3mになる。
 口紅の様なかわいい色の花だ。


◆雨もよし
 山頂に近づき霧が深くなり
柔らかい光が私たちを包み込む。
雨と霧は命の姿を際立たせる。



                
◆居場所に帰る
 山頂部は風が強く霧雨の中
登山者は多くはなかった。
 「小屋があるのは
   有り難いことやね」



 「今日は2代目も3代目も
   草刈りで降りています」
 いえいえ
のんびりするために来たんです。
                 
今回も和宏さんは
土産をどっさり荷揚げる。



 登山の目的は人それぞれ。
私は来るたびに変わる風景と
人との出会いが楽しく感じる。
             
◆リフトの風景
 「GWは散々でした」
荒天のため売上が半減したという。
 「帰りはリフトにしようか」
こんな時こそ応援しないとね。

 たまにはリフトもいいね。
                     
          
 「石楠花が見頃やね」
まっこと 楽ちん楽ちん(笑)


                   


  石楠花に手を触れしめず霧通ふ  臼田亜浪