薄暗い杉林に生きる
アオキたちが若葉を出し
花を咲かせはじめていた。
これもいい風景だと思う。
◆鷲尾山を登る
かつて土佐藩の薪を賄った
鷲尾山北側は昭和に植えられた
杉の間に広葉樹が育ち始めている。
◆日だまりへ
広葉樹が育てば
土壌が生まれ草木が帰ってくる。
それは鳥たちが運んだもの。
大きなシイが現れたら
目指す鷲尾山の頂は近い。
南に視野が開け
町並みの向こうに光る
土佐湾と太平洋が広がる。
家から歩いてきたから
気兼ねなしにお酒が飲める。
お疲れさま 乾杯〜!
◆余韻の時間
穏やかな天気に恵まれた休日
この裏山には多くの登山者が登ってきた。
山高きが故尊からず。
今日も澄んだ春の風景と
大切な命との出会いを頂いた。
「来週はお花見やね!」
うれしさは春の光を手に掬ひ 野見山朱鳥