猿板

遊山黒子衆SARUの記録

家から遊山2016春 結

アオキの春

 薄暗い杉林に生きる
アオキたちが若葉を出し
花を咲かせはじめていた。
 これもいい風景だと思う。


◆鷲尾山を登る
 かつて土佐藩の薪を賄った
鷲尾山北側は昭和に植えられた
杉の間に広葉樹が育ち始めている。



◆日だまりへ
 広葉樹が育てば
土壌が生まれ草木が帰ってくる。
 それは鳥たちが運んだもの。
               
大きなシイが現れたら
目指す鷲尾山の頂は近い。



◆大海を望む
 標高303mの頂で
春の空の中に飛び出す。


                     
南に視野が開け
町並みの向こうに光る
土佐湾と太平洋が広がる。



家から歩いてきたから
気兼ねなしにお酒が飲める。
 お疲れさま 乾杯〜!
                  
◆余韻の時間
 穏やかな天気に恵まれた休日
この裏山には多くの登山者が登ってきた。



 良い風景だね。
              
                            

 山高きが故尊からず。
今日も澄んだ春の風景と
大切な命との出会いを頂いた。
 「来週はお花見やね!」



                         うれしさは春の光を手に掬ひ  野見山朱鳥