猿板

遊山黒子衆SARUの記録

幼帝の山へ参る その弐

横倉宮

「初めてこの山に来たときも
  何だか寂しい気持ちになったがよ」
逆に神社に行くと爽快な気分になったり
先祖に会った気持ちになる事もある。


◆affordance
 アフォーダンスとは環境が
動物(有機物)に対して与える「意味」のこと。
その存在は多くの学者が認め研究しており
人工知能の重要なキーワードにもなっている。



動物(有機物)に対する「刺激」という
従来の知覚心理学の概念とは異なり
動物が生活する環境を探索することで
獲得する意味/価値であると定義される。
                           
 その様な動物と動物の間には
何かの伝達機構があることは解っているが
それが何なのかが解らない。



◆夢のつゞき
 鰯は散らばっていても敵が来ると
それより大きな群れ(形)つくる。
森林に行くと気分が収まり、花を美しいと感じる。
フィトンチッド、アロマセラフィーは否定されつつある)
                         
生き物は五感以外の何かで
感じている事は解っているが
媒介するものが見つかっていない。



微量物質も電磁波も出てこない
その伝達手段が見つかったとき
この伝説の真実も解るかも知れない。
                     
◆かえり道
 「まだ間に合いそうやし
   お昼は風来屋に行こうか」
 良いですね d(^_^)



 この四季折々の串カツで
春の香りを頂くのも豊かなことだが
                           
 私には横倉山の水も流れ込む
仁淀川のお米が美味しく感じる。
それは水源地である故郷仁淀村の水が
祖先の記憶と共に流れているからだろうか。



                                 海に出てしばらく浮かぶ春の川  大屋達治