猿板

遊山黒子衆SARUの記録

晩冬の国見山遊山 共に登る

白い縁取り

 枝に残った橅の葉を
縁取る様に霧氷が生まれ
日の光に輝いていた。


◆春の兆し
 光りの春となり
気温の春が訪れて
大地が温まり啓蟄がくる。



 今日は日差しが暖かい。
「風もないしお昼は外やね」


                   
 そうですね。
神様も笑っていらっしゃる。


        
◆国見の頂
 標高1,408m独立峰の頂は
まばゆい光りに照らされた
360度の眺望が待っていた。



 「剣山系は雪がないね」
雨がずいぶん降ったんだなぁ。


                 
西方にある石鎚山系には
ここからも雪が光って見える。



 今日は阿波生まれの
八ちゃんのピッケルを持ってきた
 見えるかい 故郷の山だよ。

                           


  雪残る頂一つ国境  正岡子規