猿板

遊山黒子衆SARUの記録

山の初詣遊山 鹿が啼く

祖谷峡

 街の氏神様をお参りしたら
山の神様にお参りしなくてはならない。
1月3日は剣山へ向かった。


◆いつもの仲間と
 山の初詣メンバーは
歯医者さんとのぞみちゃん。
 「今年は雪が少ないねぇ」
こんな年は春のドカ雪が怖いかもよ。



小雪もまた良し
 昨年雪が多くて車が上がれず
登山客が少なかった見ノ越登山口は
今年は雪が少ないせいかそこそこの人出。
                       
 「雲が動きゆうね」
お昼頃には晴れるかもね。



◆自然の領域へ
 注連縄を潜り
神の山へ分け入る。
                     
遠くで鹿が啼く。
彼らにとって雪が少ないのは
どうなんだろうか?



◆一期一会
 「春先みたいな雪やね」
今は凍っているけど
帰りはぬかるむだろうね。
                     
でもこれが今日の一期一会
正常な自然現象なんだろう。



                          天へ跳ね山の祠(ほこら)の牛蒡注連  近藤一鴻