猿板

遊山黒子衆SARUの記録

立冬の剣山遊山 かえり道

祝いの日

 今日はちょっとした
夫婦の祝いの日。
tochikoに内緒で背負い上げた
シャンパンで乾杯しようや。


◆ヒュッテの夕餐のこと
 ヒュッテの食事は全て地のもの
椎茸は栽培しコンニャクも手作り。
 お酒が旨いわけだよなぁ〜♪



そして夕食にも和宏さんが
背負い上げた土佐の海鮮が
他の泊まり客に振る舞われる。
 日本人だよなぁ〜♪
                  
◆霧の朝のこと
 翌朝に期待していた空に
出会うことがは出来なかったが
でもこれが今日の一期一会の風景。
 まっいいか!で下界に帰ろうか。



そんなかえり道は
雨に降られることなく
霧の中を下ることが出来た。
                     
 「他のものに役立っているか?」
自分だけのために生きているものは
自然の中では生き残ることが出来ない。
それは山に通い続けて感じたこと。



人も子供達の将来を想い
家族を守り、国(群れ)を愛する事が
とても大切な様に思えてきた。
                          
日本人はなぜ世界一長寿なのか?
それは医学発達や生活水準向上だけなく
先人の他国に勝る「利他心」の
お陰だと感じ始めている。



                           
だから「右翼」でも「左翼」でもなく
「仲良く」でありたいと思っている。



 「えっ なんか言った?」
なんでもないよ(笑)
                            


  見えざれば霧の中では霧を見る  折笠美秋