猿板

遊山黒子衆SARUの記録

猟師K歯医者さんの山歩き「寒風山」 雲の中

桑瀬峠

 標高1,451m桑瀬峠。
ここはtochikoと初めてテン泊し
山のお父さんと登山道の草刈り中
お弁当を食べてた思い出の場所。


◆思い出眠る峠
 峠は寒風山と伊予富士の鞍部で
いつも山麓から風が吹き上がり
この時峠は雲の中にありました。



◆寒風吹くこと
 「寒いき先へ行こうや」
今年は太平洋高気圧の張り出しが弱く
今日も大陸の寒気が流れ込んでいる様子。
 今年の梅雨は長引きそうですね。
                   

◆あの時のこと
 あの時と変わらない山毛欅の森
一本一本に楽しかった日々が蘇る。
                       
山毛欅は住む所により姿を変える。
この稜線に生きるものたちは
どっしり根を張り枝を大きく広げています。



 「今年はブナの実が豊作やね」
tochikoこの木は頑張っているね。
 「河童ちゃんこりゃぁ熊が喜ばあ」
そうですね Kさん (^_^)
                       
◆雨上がりのこと
 稜線に乗り標高が上がれば
夏のツツジたちが現れる。



 森の向こうが明るくなった
きっと変化の時が待っていますよ。


                 


  あるときは一木に凝り夏の雲  原裕