猿板

遊山黒子衆SARUの記録

銅山の峰の遊山 山の宴

銅山峰の地蔵尊

 銅山越(標高1,294m)
元禄15年(1702)別子銅山の粗銅は
ここを越えて新居浜まで2日で
運びだせる様になった。


◆往来の跡
 しかし海抜1,300mの銅山峰は
しばしば厳しい表情を見せ
風雪のため行き倒れた者もあり
この地蔵尊はその無縁仏を弔うもの。



                    
◆山と海と街が見える
 いつか山のお母さんが
赤石のアケボノはこの山を去る時に
皆で植えたと言っていた事を思い出す。
             
それはどの様な気持ちだったのか
そのとき聞くことが出来なかったが
きっと私が感じた事と同じ想いだったと思う。



「今日は風も穏やかだし
  銅山峰でお昼にしょうや」
               
◆山上の口福
 ハンドルを握る人にごめんなさい。



 この日和宏さんは
海の口福を荷揚げてくれました。
 「初鰹をどうぞ」 \(^O^)/〜♪
                     
 私は別子銅山を自然破壊とは思わない。
それを言えば棚田など里山はどうなるのか?
人の営みも自然現象と考える事は出来ないか?


  
人は植物の排ガスであるCO2で生きて
化石燃料や石灰など地中深く埋まった
過去の生き物の死骸を使って生活を造る
私は人間こそ神が地に放ったリサイクル生物だと思う。
                    
 「ホットケーキも食べて下さい」
    カナちゃんGood job!! d(^o^)



                   目には青葉山郭公初鰹  素堂