猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏さんの花巡礼「冬の花」 残る雪

初春の風景

 「歩きづらいねぇ・・」
標高約1,000mの登山口から
固く凍りついた残雪の間に
地面が露出した登りが始まります。


◆ミックスの道
 まあ春先の風景と言う事で
しばらくは靴のエッジを効かせ
慎重に様子を伺いましょうか。



◆安心を得る
 間もなく地面は見えなくなり
凍り付いた雪のみとなりました。


                  
 アイゼンをつけよう。
いやいやこの安心感。
でも引っかけに十分気をつけて。



◆人工林と施策のこと
 国見山は植林の多い山。
いやここに限らず特に土佐の
植林率は日本屈指の面積がある。



 放置された植林が元となる
スギ花粉症は戦後に植林した
スギやヒノキが伐採の時期を迎え


              
それでも伐採されないので
最後の悲鳴として子孫を残そうと
花粉を放っているという状況が原因。
 私には投棄された杉たちが痛々しく見える。



 日本と同じ所得水準にある北欧三国が
林産業が立派に成り立っているのに
なぜ日本だけそれが出来なくなったのか?


                          
 私達はマスクをつけるとかではなく
伐採せよと国政に訴えるべきではないのか?
民主主義の主役は政府などではなく
我々国民一人一人なのだから。


        


   ただよへるものをふちどり杉の花  富安風生