猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山登り 雲の絨毯

小さな秋

 

 久しぶりの山歩きは
今年小学生になったルイと一緒でした。

 

 よく整備された歩きやすい道とはいえ
標高差500m、約4kmの山道を
歩き通せるかちょっと不安でした。



☆探しもの
 「リフト乗る?」
 「リフトってなあに?」
まっいいか、歩けなくなったら河童が背負うという
そんなこんなで歩き出しました。

 勢いよく石段を登り
河童とキノコを見つけてははしゃぐルイ



       
              


うーん 順調順調!(^^ゞ)


☆雲の中
 大人にとっては霧に浮かぶブナの木に感動し
シャッターを押すところですが
子供の目にはどんなふうにに映っているのでしょう。
 「雲の中に入ったね」
    「雲の中ながぁ〜?」

 そんな事より
小さな木の実を拾ったり


                      
木を杖にしたりしながら頂上ヒュッテに到着。


   まだぁ〜?
 
よう頑張ったねー。


 美味しい食事をいただいた後
まったりしていると
桂子さんが息を切らし頂上に呼びに来てくれました。

☆雲の上
「雲海になっちゅうで」
さっきまで小雨が降っていたのに
いつの間にか頂上は穏やかな雲海に浮かんでいました。


  「すごーい!」
「雲の上を歩いて行けそうなね!」
「さっき雲の中を歩きよったがやね!」
ルイはここで初めて
その事を実感したようです。

                
自然の織りなすドラマは
みんなに感動を与えてくれる。


 錦色の山が
皆に秋の色を届けてくれました。