猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の独り西熊遊山 谷を遡る

柴栗

 柴栗が毬を落とし始めました。
小粒ですが味がは濃い山の栗を
昔ご飯と一緒に焚いて食べたっけ。
◆いつもの森
 今日は一旦谷へ下り
沢に沿って頂を目指す道。
25年間通ったこの山域の
木々も大きくなりました。

そして今年も秋の花が咲き
季節は確実に巡っています。
       
              
◆清水流れる
 まず出会いを渡る長笹谷から
私達の沢登りが始まりました。


                   
整った森は美しい水を生む
今も25年前と変わりない
澄んだ水が海を目指しています。

◆朝陽射すとき
 いったん森を登り帰し
カンガケ谷に下る道に入る頃
森に朝陽が射し始めました。

                      
澄んだ水が光を得た
何て美しい風景なんだろう。



                                     行く秋や手をひろげたる栗のいが  芭蕉