登っている最中いつの間にか
雨は止んでいたようでした。
そんな楽しいことだけ覚えている
思い出をたくさん残してゆきたい。
◆変わりゆくとき
変化の時が始まったようで
山神様も表に出てカメラを構える。
雲の下にある雨上がりの澄んだ空気に
沈み行く太陽が鮮やかな色を残して行く。
◆交わすとき
「明日の朝が楽しみじゃ」
そうですね 山神様
私は星空も楽しみですよ。
あやとが見つけたキノコで
寄せ鍋でもこさえましょうか。
自然の味とはまとこに旨いものです。
山神様との話が弾めば
お酒も心地よくすすみます(笑)
◆星が輝くとき
2時前に目が覚め窓の外を見ると
街を覆う雲の上に無数の星が輝いていた。
街の光を写す雲が美しい風景を見せていた。
街では見ることが出来ない星の数にいつも心が震える。
そして朝まで一眠り出来ることは
お金で買うことが出来ない贅沢な時間だったと思う。
天窓に見ゆる夜空も星月夜 岩田由美