猿板

遊山黒子衆SARUの記録

嵐の後の遊山 和むとき

雲の舞い

 森の涼風が吹きあがる
稜線は気持ちの良いところ。
冷たい空気は雲をつくり
風景は刻一刻と変化する。
◆居場所へ
 その四国の天への最前線に
剱山頂上ヒュッテがあり
山神の居場所にふさわしい場所。

◆心を交わす
 ちょうどお昼前に到着。
休日の頂は賑わっていましたが
山小屋は静かなものでした。

ヒュッテが行う山の整備への
登山者としてささやかなお礼に
和宏さんが肉じゃがをこさえ
               
私はいつも御神酒を献上
いつもいつも感謝しています。

 「どうぞ食べてください」
和宏さんは背負い揚げた
西瓜を登山者にも振る舞う。
          
皆さんびっくりしていましたよ(笑)
土佐人の心は「振る舞う心」なのです。


      
◆行って来ます
 今回はよさこいがあるので
泊まりにお付き合い出来ませんが
次はお月様を観ながらゆっくりしましょうね。



    「一人が寂しくなったなら
      心細くなったなら。
       ここに帰ってくればいい。
        大切な場所が一つ増えた。」
                  =のろやま=


            
 今回ものろやまさんに
良い出会いがありますように。


  


                               こけざまにほうと抱ゆる西瓜かな  去来