猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山登り 6月の風の彩り

石灰の山

 石立山を目指し赤い吊り橋を渡る


      「ふぅーっ」
大きく息を吐きました。

 私にとっては
覚悟というか、気合いが必要(苦笑)



☆きっかけ
 いつもお世話になっている山猟師Kさんと歯医者さん
愉快な土佐のおんちゃんたちが
夏の遠征を控えて鍛錬に行くという。
 そしておんちゃんたちの目的はもうひとつ

「イシダテクサタチバナ」に逢いに行くという。
「そりゃぁ一緒に行かないかんろう!」
ということで、四国で最も険しい山を
一緒に歩いてきました。


☆道なき道
 生育地はいまのところ
この石立山徳島県剣山の石灰岩地だけしか知られていない
「イシダテクサタチバナ
そのお花畑は目指す山の八合目。


 崩れやすいザレた斜面

木の根の絡む石灰の岩尾根を
這うようにして
ひたすら標高を稼ぐこと3時間w

      
          


ようやく群生地に到着しました。

「咲いちゅう咲いちゅう!ちょうどやいか〜(*^O^*)」


☆ひそやかに
 険しい山に
ひそやかに咲いていると書かれていた
「土佐地名の植物 風の彩り」は
平成4年初版発行。

鹿が好まないのか
お花畑になっていました。


☆山の楽しみ
 ザックを下ろし大休止
おんちゃんたちは
寄ってくるブヨを気にする様子もなく
ひたすらレンズを向けています。

 花よりもおんちゃんたちを見てるほうが
幸せな気持ちになるで♪