猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏さんの山便り 深山霧島

三崎港から

河童ちゃんは都合で
行けなくなったけど他の山仲間と
花のくじゅう平治岳を目指しました。


 国道197号線を西進
佐田岬半島にある三崎港から
国道九四フェリーに乗り佐賀関に入港
夕方やっと長者原に到着です。



約300km約8時間の旅の果て
安い料金のお宿でしたが
ボリュームたっぷりの食事が
何とも有り難く感じました。
          
 今回は久々の長者原から
雨ヶ池〜坊がつる〜平治岳コースでした。



大戸越より見上げる平治岳の斜面は
ヤマキリシマの花でピンク一色
まるで花の絨毯です。
              
 10数年前は雨降りで
登山道はぬかるんで黒土の泥んこ歩き」


  
平治岳全体の山容もつかめないガスの中
間近の花を見ただけの山行でした。


        
翌年は毛虫の大発生で花も葉も全滅。
泥んこ対策の長靴で歩いた思い出があります。



 そして今年は一緒に行った
猟師Kさん歯医者さんkaturakoさんは
初めての平治岳でしたが


            
天気に恵まれて良い景色を見せてもらったよ
と喜んでくれてとても嬉しく
すっかり平治岳ミヤマキリシマの
花に魅せられたようで何よりでした。


  
帰りのフェリーにも積み残されることなく
深夜やっと帰宅。とんぼ返りの山旅でしたが
ヤマキリシマの花を堪能出来た遊山でした。


                        




  牧牛の真昼ちらばり山躑躅  石橋辰之助