猿板

遊山黒子衆SARUの記録

初夏のカルストの森遊山 森のこと

原生の森へ

 先人たちが永く関わり
徹底的に環境を変えた天狗高原
しかしその広大な山域の一部に
原生の遺伝子が生きる森があります。
◆樹の世界へ
 ここは巨木たちが生きる森。
しかしその風景にしても
そこに辿り着いた命が作った環境
人も植物も自然の一部だと考えます。

二酸化炭素のこと
 地球が誕生した頃の大気は
90%以上はCO2でしたが
生物が(Cを)吸収し続け
今では残り数%となっています。
    


 「気持ちいいねぇ〜♪」


森林は酸素を増やさない。
でも森の造る空気は気持ちが良い。


               
植物は成長の時のみCO2から
炭素Cを摂り体を造りO2を放ちます。
 でも森には微生物から菌類など
無数の命が生きています。
    
◆CO2は植物の食べ物
 たとえば菌類は木々を食し(分解)
私達と同じ様にCO2を放出する。
それは他の生き物も同じこと。
 足し算引き算はきちんとしないと(笑)



だから森が酸素だけ増やすことは
科学的にはありえないと私は考え
やがてこの調子でCO2が無くなれば
植物は死滅し食物連鎖は崩壊すると思う。


           
 炭素を運ぶCO2は植物の食物です。
だから森の空気はCO2が多いから
美味しいと感じるのかもしれない(^_^)


  


                                    あらたふと青葉若葉の日の光  芭蕉