猿板

遊山黒子衆SARUの記録

眠る柞の森遊山 分け入る

柞の森へ

 今冬の寒さは厳しく四国も雪が多い。
この25年間徐々増えている様に感じます。
そんな1月12日ろくべえさんご夫婦と
柞眠る西熊の森へ遊びに行きました。
◆はは‐そ【柞】
 1.コナラ・クヌギミズナラなど
  (ブナ科樹木)の総称。
 2.「はは(母)」にかけていう。
   謡曲、竹雪「秩父の山秋はてぬれば―の森」

            
◆山を観ること
 登る山頂を決めることなく
天気図とお互いの経験で
積雪の状況を想像しながら
前日就寝前に山域が決まりました。

 早朝車を走らせ空と山を観ながら
今日の登山口が決まりました。


                
その日気持ちの良い場所は
行ってみないとわからないものです。



◆水が造ること
 降ったばかりの雪の道には
昨日のものらしい1組の踏み跡と
何頭かの獣の足跡が続いています。
              
そして森から湧き出した
水が様々な風景を造る。



空に目を向ければ水が
気持ち良さそうに泳いでいます。
 気持ちいい朝ですね。
 

                


 千本の氷柱の中にめざめけり  有馬朗人