猿板

遊山黒子衆SARUの記録

お歳暮の遊山 寄り道

山頂の祠

 「今日は一ノ森まで
      行ってもうや!」
いつもは山小屋でゆっくりする
和宏さんは今日はやる気です(^o^)
◆一ノ森へ行こう
 私は今年の8月に
nobuさんと登りましたが
剱山のお隣にありながら
tochikoは20年ぶりになるよね。

◆尾根道の風景
 一ノ森は剱山から尾根伝いに
片道40分程度で辿り着く
標高1,879mの兄弟峰です。

その行程の風景は眺望ある笹原から
静かなシラベなどの針葉樹林が
                   
コンパクトにまとまった
四国らしい山歩きを堪能できます。

               
◆山頂の風景
 笹に覆われた優しい山容
でもその笹原には沢山の獣道。
これは鹿によるものなのです。

 明治から現在まで
3倍以上に増えた日本人。

その大型哺乳類との競争に負けたもの
また住処を追われたもの達があり
日本の自然は大きく変わりました。
             
◆帰り道の風景
 ここだって「進化は強いものが勝ってゆく」
至極当たり前の結果があるだけなのに
外来種」とか「食害」「環境」とか騒いで
「邪魔だから殺す」を繰り返している。
         
きっとその人達の生態系図には
人という哺乳類が欠落しているのでしょう。



 「雪雲やね。河童ちゃん」
そうやね。
また冬が来るんだね。


                        初雪に日のゆきわたる雑木山  行方寅次郎