和宏さんは今日も背負子。
喜んでもらいたい想いには
見た目などは無関係なもの。
◆背負子おじさん
ただこの日で最後になるであろう
秋の風景を一目見ようと訪れた
登山者の中では確かに
異色なものではありますが（笑）
◆落葉の山道
見ノ越の剱山登山口から上は
すでに冬の風景の中にあり
葉を落とした車道には
車が手に取るように見えます。
「この音が気持ち良いね」
落葉が敷き詰められた山道は
カサカサと気持ちよい音を奏でます。
◆眠りにつく森
冬の眠りに入った木々は
水を吸い上げることをやめる。
私はこの頃の山の水が
一番美味しいと感じています。
そんなそれぞれの想いを持って
歩くこの静かな山道には
会話などいらないかもしれませんね。
木も草もためらはずして枯れゆけり 相生垣瓜人
