猿板

遊山黒子衆SARUの記録

ヌル谷の紅葉遊山 森に懐かれ

懐に入る

 林道から森に入れば
錦色を透かし観る風景になり
赤色に黄色これから染まる緑色。
どれを取っても同じ色はありません。
◆森から観ること
 森から観る錦色を背景に
木々のシルエットが黒く浮かぶ。
この風景が堪らなく好きなのです。

◆ヌル谷のナロへ
 私達が25年通い続けた
居場所に帰る。


        
ここからは長い風雪を耐えた
大樹の生きる森なのです。


                 

◆記憶が生きるていること
 荷を軽くして
さらに分け入る。


       
ヌル谷からはブナ達の森。



            
 ブナの綺麗な黄葉には
中々会う事が出来ませんが
今年は間に合ったようです。



                                   黄葉の一樹に山の影及ぶ  嶋田麻紀