三嶺の懐にあるヌル谷のナロは
私達夫婦が山を歩き始めた頃から
ずっと通い続けてきた居場所の様なところ。
◆帰る時
林道を離れ山道に入り
渡渉する長笹谷は水しぶきを上げ
轟々と音を立て流れていました。
◆満たされる時
大量の降雨をもたらした
台風を過ごしたブナたちの森は
活き活きしている様に感じます。
人が言う「災害」とは
一体何を差して言うのだろうか?
さて 火を熾してお昼にしよう。
=MSR:SImmer Lite=
◆時が止まる
子守歌の様に木々がざわめく森は
いつも心地良い眠りを与えてくれる。
堪ったもの全てを
大地が吸い取るような
深い眠りから目が覚めると
2時間も経っていました。
さあ 今度は
この流れと共に街に帰ろうか。