猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな夏休み 里の巣箱

アキアカネ

 立秋を過ぎ
影が長くそして空が高くなってきました。
子供達の夏休みも終わりですね。



 「森の巣箱」ならぬ「里の巣箱」
このような日本蜜蜂の巣箱は
山間部の道路脇などによく仕掛けられています。


            
 今年6月
実家の庭先に仕掛けられた巣箱に
数年ぶりに蜜蜂が帰ってきました。


 とても楽しみにしていたので
お盆に帰省した際
偵察に行くと・・・\(◎o◎)/
平和だった蜜蜂の巣箱に異変が起こっていました。


 巣箱の周りに蜜蜂が整列して張り付いています。
そしてその周りには数匹のスズメバチが・・(゜o゜;



 蜜蜂はスズメバチが近づくと一斉に胴体を振るわせ
威嚇しているように見えます。


巣を守るため集団でスズメバチを蒸し殺すと聞いた事がありますが
その戦いの後でしょうか
巣箱の下には数匹のスズメバチの死骸が落ちています。



スズメバチも蜜蜂を咥えて飛び去っていきます。


 自然の恩恵に与る里山の暮らし
そこで起こる出来事は自然の営み


 この生き物たちも種を残すため
生きるためだけに戦っているのでしょうか。


 この数時間後
蜜蜂たちは巣箱を諦め出て行ったそうです。


おんちゃんにお願いして整理してもらった巣箱



最後は無残な姿になっていましたが
ほんの少し自然の恩恵に与れたよう。。


 頑張れ命!
また来年ね(^Д^)


   ありがとう。





                                 蜜蜂の山風吹けば金の縞  永方裕子