猿板

遊山黒子衆SARUの記録

命が奏でる

命が奏でる

 まだ暑い日が続いていますが
土佐ではツクツクボウシが鳴き
草むらからは虫の音が聞こえ始め
秋が近いことを感じはじめています。
◆繋いでくれたこと
 和宏さんが孵した鈴虫たちが
北アルプスのお土産話と共に
今年も我が家に帰ってきました。

◆命は繋がること
 実はこの鈴虫たちは
15年前に山のお父さんが
山小屋丸山荘に持って上がった
数匹の鈴虫の子孫です。
           
山で共に小屋を守る
お母さんを喜ばそうとした
山のお父さんの優しい気持ちが
今年も心地良い音色を奏でています。



                       鈴虫のいつか遠のく眠りかな  阿部みどり女