猿板

遊山黒子衆SARUの記録

子猿と普賢さま 心を頂く

七輪

 ここに来てくれて嬉しいと語る心が
構えて下さる手作り料理の一つ一つに
込められている様に感じます。
◆心を持ち寄る
 厳しい環境にあるから「助け合う」
ものが乏しいから「分かち合う」事は
災害も含め自然と対峙し共に生きてきた
先人が培った「心」だと思っています。

でも草刈りからお堂の修繕や掃除
そして訪れる人を迎える料理などは


             
現金収入が限られた山間部で生きる
6名の方だけでまかなっています。



◆御仏に抱かれて
 そんなお祭を維持していく事が
笹上の人たちの負担にならない様に



そして長く付き合って頂ける様に



迎えられる側も心を持ち寄る事が
大切だと私は考えています。



 「来年も来てよ!!」
木霊の笑顔と信仰を大切にする心を持って
来年もこの居場所に帰りたいと思っています。
 皆さん。ありがとうございました。


    行って来ます!!



                                 山国や空にただよう花火殻  金子兜太