猿板

遊山黒子衆SARUの記録

初夏の八ヶ岳遊山 水の歌

讃岐富士

 富士山が世界遺産になって
今年の山は賑やかになるろぉね。
そんな猟師Kさんとの会話から
2013夏の遠征は始まりました。
◆四国を発つこと
 日本山岳の象徴である富士山。
日本人は古来よりこの霊峰に憧れ
その名を冠した山は日本各地にあり
今日も讃岐富士が私達を見送ってくれました。

◆雪がないこと
 毎冬訪れている八ヶ岳
緑の風景で迎えてくれました。


 「河童ちゃん田圃があるでぇ」


tochikoも初めての風景にはしゃいでいます。

9時間かかった美濃戸登山口で
私達を迎えてくれたのは
今では人生の相棒となった仲間達。


 「食うちゃんその格好で登るの・・・(苦笑)」



◆仲間と歩くこと
 今回共に歩いてくれたのは
食う寝るさんだ〜す、きぬさん
わいちゃん、David君、Tokoちゃん。

しかしこの連休は前線の影響で
時々にわか雨が降る不安定な気象。


 でもとりあえず行ってみなけりゃね!



◆水の風景
 いつも雪と氷に覆われた登山道は
この日は涼風抜ける緑の風景でした。



八ヶ岳の夏は苔なんですよ」


 そうだよね。
豊かな森は清い水を養う。
八ヶ岳って懐深い水の山なんだね。



そんな楽しい遊山は
いつもの赤岳鉱泉に辿り着き
そこにはもうひと組の
大切な仲間が待っていました。



                                此あたり目に見ゆるものは皆涼し  芭蕉