猿板

遊山黒子衆SARUの記録

のろやまさんの檮原散歩 故郷

若いほおずき

 ほおずきの花が咲き
実が膨らみ始めている。
そんな草木の営みには
一片の迷いも感じません。
◆街の暮らし
 世界第3位の経済大国日本で
近頃生きるのは厳しいという。
痛みに耐えろと言われ
切羽詰まって癒やしが欲しいという。

気がつけば身も心も何かに追われて
自分自身の心をとりもどす暇もない。
いま一番崩壊しつつあるのは
私達自身の心そのものかも知れませんね。
             
◆心のふるさと
 ここでは自然の恵みを頂く
知恵を活かし日々の糧を得る。



          
お互い持ち寄り分かち合い
みんな仲良く暮らしている。



そんな自然に即した暮らしは
健康と長寿をもたらせ



定年などなく90才を過ぎても
活き活き楽しそうに働いている。


             
 ここ四万川の暮らしは
金銭的には豊かではありませんが
みんな日々笑顔で暮らしています。

◆行ってらっしゃい
 「良いですねぇ〜。」
日々仕事に追われるのろさんも
この里の空気に浸っていました。
     
 街での暮らしに疲れたら
いつでも帰ってきて下さい。


          


ここは今日から
のろさんの故郷なんですから。



                                 うれしきは葉がくれ梅の一つかな  杜国