木曽は古からの木の国。
tochikoの母が造るの味噌も
木曽の樽で仕込んでいます。
◆木曽の職人
木曽天然木のことなら
製材から加工までお任せください。
そんな木曽の桶職人のお店
上松町「桶数」さんを訪ねました。
桶数は天然木曽檜を中心に
国産の木材を製材、加工する木工で
良き伝統と技術を守りながら
神社仏閣材から小さな木工品まで
心の通った商品を提供しております。
◆木曽の木霊
日本人が大相撲で
モンゴル人に勝てなくなったのは
子供の頃力仕事で力の使い方を
学ばなくなったせいだとも言われ
日本の高度経済成長に
指先の器用さも貢献しましたが
日本の大半の子供達は
ナイフで鉛筆を削る事も出来ない。
そして今桶数さんは地元木曽の子供たちに
桶作りを教える事に熱中していると言う。
◆木曽の匠
良質の桶作りの基本は
一にも二にも良質の素材と乾燥
乾燥は全て天日によるもの..
じっくり時間をかけます。
「そりゃぁ桐が良いよ」
今回は米びつを選んでもらいました。
「大事な書類を守る
金庫の内張も桐だからね」
きちっと蓋が閉まる桐の米びつ。
「良い買い物をしたね」
私はこれからもこの木曽の職人を
応援したいと思っています。
桐咲いて雲はひかりの中に入る 飯田龍太