猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の道具箱 ひとりのお供に

飯盒飯

 今年も始まったSARU花巡礼。
お弁当と好奇心をザックに詰めて
野山を駆け巡る我ら遊山黒子衆。
でもご飯だけは現地炊爨に拘ります。
◆単独行
 昨今言われる「おひとりさま」
仲間とワイワイ登るのも楽しいものですが
ひとりでじっくり自然と向かい合うことで
自らの五感がより冴えるように感じます。



◆定番山岳食器
 そんなおひとり炊爨にお勧めなのが
山の定番とも言えるロングランモデル
トランギアの「メスティン」。



                            = trangia:Mestin =
この日は米を2合炊きましたが
慣れるまでは1合位が丁度かな。
中火で始め吹いたら弱火で12〜3分。
裏返して10分ほど蒸らすとなお良し。



飯盒と同じ蓋構造とアルミの特性で
ご飯をふっくら焚いてくれる。
また食料などのコンテナにも使える
一器多用の名品だと思っています。





                              湯気立てて大勢とゐるやうに居り   岡本眸