猿板

遊山黒子衆SARUの記録

桜咲く頃      

桜咲く頃

  さて私、山崎慎子は
 この4月よりBC丸亀店に再就職し
 そこでガイド活動を行うことととなりました。


◆新たな道へ
 「お手紙が届きましたでしょうか?」
ある日慎子から電話がありました。
彼女は私も時々ツアーの手伝いをする
10年を越えた山の盟友でもあります。



◆憂いを感じること
 「河童さんは今の登山界を観て
        どう思われますか?」
私が先日出張の機会に訪れた
ARC'TERYX銀座本店の事を思い出した。



本来ショップが売らなくてはならない
技術屋の魂のこもったザックを
ガラスのショーケースに封じ込め
2,940円のポーチをずらり並べられてもねぇ・・・。



◆期待すること
 文化の変化を決して否定しませんが
自然は人の思い通りに変わってくれない。
特に自らの体一つで自然と対峙する登山は
変えてはいけないものがあると思う。



 そんな同じ想いを持つ
日本一小さい登山ガイドを
非力ながらこれからも応援したいと思っています。


 私も負けずに新たな職場で頑張ろう!!



                               来世には天馬になれよ登山馬  鷹羽狩行