猿板

遊山黒子衆SARUの記録

仁淀川の桜巡礼 吾川の桜

猟師Kさんと

 天気に翻弄されたこの週末。
土曜日に変更した仁淀川町桜巡りは
和宏さんshigeさんと別行動で
Kさんと3人の遊山となりました。
◆人と共に生きる
 R33に沿った旧家の周りには
様々な種類の桜が咲きはじめ
朝日を透し淡い風景を醸していました。

◆里と共に生きる
 始まりは雨の春分の日に訪れた
旧吾川村の「ひょうたん桜」



 朝一番で訪れた時
晴天とは言えない空模様でしたが
眼下の集落を見下ろし空に咲く
この木らしい風景を見せてくれました。

そんな数々全国紙の表紙を飾った
土佐を代表する桜の銘木には
朝早く訪れた県外のカメラマン達も
じっと向かい合っていました。

◆神と共に生きる
 今は静かになった山間集落を
ずっと見守ってきた江戸彼岸桜。



その老木を神として祀り
里人も大切に守ってきました。


            
そんな里の神さまの元に
年に一度集まる多くの人々を
里人は総出でもてなしてくれます。

 おばちゃん。お出汁美味しいで
椎茸も肉厚で香りがえぇわぁ〜♪



「この前のお兄ちゃんやねぇ
  ありがとう。また来年も来てよ」
また来るき元気にしよってよ。
ありがとう。本当にありがとう。



                                  谷川の音天にある桜かな  石原八束