頂に生えた一本のブナも
白い花を満開に咲かせています。
そんな頂は北から流れ来る
雲に覆われ眺望は期待出来ません。
◆この日の風景
「河童ちゃん、飯にしょうか！」
風も強くここでは楽しくないね。
頂から少し下った避難小屋を
お借りする事にしました。
◆口福の時
寒い山から小屋に入って
靴を脱ぎ、まずは乾杯！！
お酒を召されない和宏さんに
いつも甘えてすいません。
私は山での時間の中でで
火を熾す時が一番寛ぐ時。
そして和宏さんは
調理をする時が一番楽しそう。
この日の口福は飯盒飯と朴葉蒸し。
あぁ・・五臓六腑染み渡る・・・。
風の音を聞きながら
温かい湯気を存分に楽しむこと
これも贅沢というものなのでしょうね。
黙（もだ）し合ふ山また山や朴落葉 岡田日郎
