猿板

遊山黒子衆SARUの記録

監督さんの四国遊山 かえり道

天辺で踊る

 「私って、しあわせ〜♪」
泊まった者の特権で貸切の頂。
昨日と180度変わった風景に出会い
さよこは少女に帰っていました。
◆肩ならべあふこと
 「次はあそこにおる三嶺やね!」
肩並べあい峰々を眺めながら
お互いがこの場に居ることを讃え合う。
これこそ登山の原風景だと感じました。

◆いただくこと
 弟峰「次郎笈」を望み下る道。
この山の重なりが四国山地の風景です。

           
 風雨の後の澄んだ空気は
清々しい高度感で抱きしめてくれる。
 なんて気持ちの良い朝だろう。

 真っ白に咲いた霧氷林も
冬の訪れを告げながら
私達を見送ってくれました。

        
◆共に歩むこと
 人生って好奇心を持って
行動した者の勝ちだと思う。
そんな仲間がここに居てくれる事を
この時無性に有り難く感じました。

 監督さん、さよこ。
次は大切な人と帰ってきてね。
ここは貴方達の居場所なんだから
 ねっ、山の神さま 合掌

私達はみんなが帰って来る時を
いつでも、いつまでも
ずっと四国で待ってるからね。
 行ってらっしゃぁ〜い (^0^)/

                               肩ならべあひ秋嶺を讃へあふ  和田耕三郎