猿板

遊山黒子衆SARUの記録

頂の祭の遊山 御神輿

山頂の祭

 剱山本宮神社例大祭は7月17日
京都八坂神社ギオン祭のご巡幸と
同じ日に執り行われていました。
◆山が開く時
 厚い雲に覆われた剱山山頂から
頂上ヒュッテに近づくごとに
白い壁の向こうから人の気配と共に
ホラ貝の音と太鼓の音が聞こえてきます。

山上に咲く足下の花達も
ウキウキしているように感じます。

◆神と共に

 ご神体には多くの心が供えられ



頂の神社は祈りに満ち溢れている。



               


やがてご神体を納めた御輿が
大勢の信者と共に頂へ向かう。




◆絆を結ぶ
 一人一人の心を繋ぐ
長い綱が雲の中に伸びて行く。

頂にお着きになったご神体に
神主が祝詞を奏上する。

その自然という神に頭を垂れる姿こそ
日本人の真の姿である様に感じました。


                                         神官の背を雲這へり山開き  岡田日郎