猿板

遊山黒子衆SARUの記録

夏の木曽遊山2012 後編

バスターミナル

 初めての中央アルプスに向かう
tochikoとろくべえさん達はワクワク
悪魔の乗り物に私はドキドキ(苦笑)
◆静かなとき
 四国にはない喧騒の中で
何故か私の心は穏やかでした。
仲間が居るせいでしょうか?

◆嵐のとき
「こりゃぁ〜、だめだなぁ。」
濃い霧が覆い強い風が叩きつける。

千畳敷カールの美しい風景は
深い霧の中に沈んでいました。

お花畑だけでも回って来ようと
出かけた仲間達を見送った
私と食うちゃんはホテルで撃沈。

まあ、これも山の風景です。
無理はしない。また来れば良い(笑)

◆思い切るとき
 登り口は流れる雲の間から
時折青空が覗いていました。
「向かってる人に教えてあげたいね」
そうだね、これが山の姿だよね。ユッキー。

「名物のソースかつ丼でも
 食べて帰ろうか河童ちゃん!」
駒ちゃん。Good idea d(^o^)

◆ひたるとき
 上松町の「ねざめホテル」で反省会。
木曽路の定宿となったこのホテルの
気取りのないおもてなしにどっぷり浸かる。

すっかり居場所となった
この宿が私は大好きです。

木の感触、漆の輝き、蕎麦の香り
この山間の街には私の求める
多くのものが確かに生きている。


それはいま迷走している日本が
最も大切にしなくてはならないものだと思う。

 ここは故郷を持たない
私の大切な帰る場所の一つ。

ろくべえさん、かおさん
またこの故郷に帰ってこよう。

駒ちゃん、K林さん、U太くん、ユッキー
たけちゃん、きぬさん、食うちゃん、わいちゃん
みんなここ居てくれて本当にありがとう。

                                   梅雨明けや深き木の香も日の匂  林翔