猿板

遊山黒子衆SARUの記録

のろ山さんのヌル谷遊山 追記

木霊の森

 奥物部の森の風景の中で
一番好きな新緑の頃を
大切な友と過ごせたことに
森の木霊達に感謝します。
◆いってきます
 でも楽しい時間は
あっという間に過ぎるもので
「またおいで」と言う森を後に
二人で街に下って行きました。


◆さとの花

 旧物部村の最深部にある集落
渓谷沿いにある久保影の集落には
大きな栃の木が生えています。

毎年沢山花を咲かせる
この木が結んでくれた
里のおばあちゃんの家を
久しぶりに訪れました。


◆こころの花
 「ひやぁ〜!久しぶりやいか
    嫁さんは元気にしゆうかえ?」

 「子供らぁが街へ出てこい
    言うてくれるけんど
     どおういたちここを離れとぉないがよ。」

 「この花が咲くごっとに
    あんたらを思い出しよったで。」

 「そう言わんと持っていきや
    ほんでまた寄ってよ。待ちゆうきね。」


 ありがとうございます。
次は必ずtochikoと一緒に声を掛けますから。



                             橡の花貴船といへばこぼれけり  後藤夜半