猿板

遊山黒子衆SARUの記録

阿南の遊山 再会の時

徳島ラーメン

 お昼にご案内頂いたのは
徳島ラーメンの元祖「いのたに」
茶色の豚骨醤油スープに中細麺
これはラーメンにあって別文化ですね。
◆阿波の匠
 阿波水軍船大工をルーツとする徳島木工。
その匠の技を現在に蘇らせようと生まれた
徳島市立木工会館にご案内頂きました。

◆技の復興
 会館は徳島県産には拘った素材を活かした
木製家具、組み物や阿波藍製品が並んでいます。

経済状況の違う外国で作れば安くなるが
それでは日本の職人が居なくなってしまう。

「消費」より「愛着」を発信する
徳島製品に日本のみならず
いま世界も注目しはじめています。

◆奇跡のばったり
 そんな遊山の道すがら
信じられないバッタリがありました。

「河童ちゃ〜ん!!」
それはARC'TERYXを背負って
歩き遍路にでたろくべえさん!

広い四国のピンポイントで
出会うことは奇跡に近い事。

◆行春や鳥啼魚の目は泪
 これも御大師様のお導きなのでしょう。
お陰様でみんなに黙って旅に出た
大事な友を見送ることが出来ました。
 有り難い事です。有り難い事です。

「旅の安全を祈念して 万歳!ばんざ〜い!!」
行ってらっしゃい。ろくべえさん。
次は土佐で待ってるからね(^0^)/

 「いい遊山やったね 来て良かったね」
 「そうやねぇ 河童ちゃん」
でも一番喜んでいたのは
 和宏さんかもね(笑)
  一人ゆくまだ少年の遍路かな  杉原美代子