猿板

遊山黒子衆SARUの記録

のろ山さんと土佐遊山 土佐に咲く

noronoyamaさんと

「いつも楽しいブログをありがとうございます。
 3月の出張散歩の日程が決まりました(^^)
 もし日程が合えばお会いできると嬉しいです。」
◆ご縁がはじまる
 4年前から猿板を観てくれていたと仰る
noronoyamaさんとの土佐の遊山は
そんな一通のメールから始まりました。

◆雨には雨の遊山
 約束した週末はあいにくの雨となり
ご希望であった山の散歩は諦めて
五台山にある牧野植物園へご案内しました。

「牧野博士のごっつい図鑑とにらめっこしながら
 植物採集をしたことを思い出します。」

牧野先生の偉業を記念する植物園は
先生が愛した花達が春の訪れを告げていました。


◆花在ればこそ吾も在り
 先生が生きた江戸末期から昭和の日本は
欧米列強に対峙し近代化に向かったていた。
そんな激動の時代にあって誰も目を向けなかった
足下の草に目を向ける学問に生涯を捧げた。

お金にならなくても見返りを期待することなく
自分の信じた道を真っ直ぐ生きた心は
土佐人の真骨頂であると私は思っています。

◆花の口福遊山
 noronoyamaさんが熱心に見学している間に
私は五台山にある口福をご紹介いたします(笑)

植物園内にあるレストラン・アルブルは
土佐の食材を活かした料理を楽しむ事が出来る
穴場的な小さな山上のレストラン。

土佐の草花を愛で地の食材を頂く
 次はどちらさまをご案内出来るのかなぁ〜♪

                                春暁やあさき夢見し夢の中  草間時彦