片道3時間半を登り辿り着いた
標高1,893.4m四国の名峰三嶺は
この上ない秋晴で迎えてくれました。
◆女神様の庭へ
この目の前に広がる風景には
自分で歩かないと会う事が出来ません。
だから今日は私達に「ありがとう」ではなく
自分自身を褒めてあげて下さいね(笑)
◆天空の珊瑚礁
天空にある女神様の庭に生きる
長い年月風雪に耐えた命達も
紅色に染まり彼女を讃えてくれていました。
それは笹の海に生きる珊瑚礁の様に見えます。
◆祝うこと
「よく頑張ったね。ありがとう。」
ここで何を食べても美味しいのも
自分が生きている事を実感するから。
生きてるって本当に有り難い事ですよね。
◆帰り道
「今まで写真で眺めていた三嶺とは別物です。」
真実は人に聞いたり眺めたりしたものでなく
自らそこに行って観て感じた事だと思っています。
また訪れたいと帰路につく彼女を
雲の竜に身を借り現れた女神様が
「いつでもおいで」と語ってくれた様に感じました。
ねばりなき空にはしるや秋の雲 丈草