猿板

遊山黒子衆SARUの記録

山ガールいよの初天辺遊山 目指すこと

秋晴れの朝

 お月様が約束してくれた
翌日は雲ひとつない秋晴でした。
さあ初めての頂上を目指そうよ!
◆秋晴の朝
 山麓の森は冬眠の準備に入ったようで
黄色に染め始めたブナの葉が透かす日差しで
森は秋の色に染まり始めていました。

◆季節は巡る
 人の世界林道から山に分け入り
だんだん弾んでくる呼吸と共に
秋の澄んだ空気が全身に広がります。

季節は巡り今年も何一つ変わりなく
四国の森にも秋が訪れました。

◆稜線でのこと
 森の急登を頑張って
青空に飛び出した稜線で
大きな三嶺が目の前に現れます。

でも先週の私に続いて
今週はtochikoが体調が優れず
ここで引き返すことにしました。
  「頑張って行って来てよ!」
   ラジャ(`・ω・́)ゝ
◆落葉の道
 ここからは稜線を忠実に進み
三嶺の頂を目指します。

その稜線の木々は
前夜までの風雨で葉を落とし
サクサクと軽やかな音を奏でる
落葉の絨毯で被われていました。

◆Lastattack
 女神様である三嶺を守ると言われる
天狗さんが座る「天狗岩」に辿り着きました。

さあ、この大きな道標を越えれば
女神さまの御庭はすぐそこですよ。

眼下に広がる四国の峰々を従えて
山ガールいよは初登頂の時を迎えます。

                                    秋晴の何処かに杖を忘れけり  松本たかし