猿板

遊山黒子衆SARUの記録

木曽遊山2011秋 神の国へ

木曽路へ

 朝6時に高知を発った私達は
目立った渋滞に遭うことも無く
14時に木曽路に着くことが出来ました。
◆伝説の宿
 「ねざめホテル」にチェックイン
浦島太郎が晩年辿り着いたと言う
伝説が残る上松町の宿を中心に
今回の遊山は展開されます。

◆神の恵み
 さて木曽で外せないものは「お蕎麦」
私のお気に入り開田高原の「大目旅館」で
やっと辿り着いた喜びを分かち合う一時と
今年の新蕎麦が私達を迎えてくれました。

 来た来た!これを一年待ってました(嬉々
この後味までしっかり残る蕎麦の香りは
新蕎麦ならではのものでしょうね。

◆神の湯
 長距離運転で疲れた体を癒すには
開田高原御嶽明神温泉「やまゆり荘」の
天然かけ流し温泉(硫酸塩温泉)がいい。

古より修験の山として崇められる山の麓
標高約1,400mから湧き出す湯に浸かり
今日は雲の中にいる御嶽山を眺める時は
いつも全身で神の力を感じています。

◆神の光
 上松町に帰る峠から臨む御嶽山
天気の回復を約束する流雲の中にあり
その切れ間から天使の階段を下ろしていました。

天と大地を結ぶレンブランド光線を
静かに山麓に降ろす御嶽の神聖な姿。

ここは幾多の災害を越えてなお
その恵みを約束された神の国なのでしょう。
   山国や新蕎麦を切る音迅し  井上雪