猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな里帰り 里のこころ 

石鎚山

 
 雄大石鎚山に見送られ
翌日は
秋を迎えた故郷に帰ってきました。


☆日本人の主食 
 山里の小さな田んぼも
無事に刈りとりの時期を迎えていました。

稲が倒れているのは
台風の影響と猪の仕業とか・・・(..;)。
しかし母は
「こればぁで済んだのだから」と苦笑いしていました。

☆大切な一粒
 この一粒一粒が
ふっくら炊きあがったごはんなんだよねー。
当たり前だけどしみじみ。
残すなんて「もったいない」
そう思います。

たとえばコンビニのおにぎりだって
どこかの農家さんが大切に作ったお米なのだと
今更ながらに考えさせられた風景でした。


兄夫婦は夏の間に茂った草の刈り取り
土作りに手を抜かない母の
来年への仕込みがもう始まっています。

☆春に向けて 

 私は茶の木の剪定
5月頃、新芽全部摘んでも
良く伸びるものなんですね。

今頃剪定をしておけば
来年の茶摘みの時期にきれいに新芽が出そろうそうです。
ここにも一手間かけてたのですね。

様々な生き物たちも
遺伝子のバトンタッチの季節。
あと二ヶ月の間に
大豆の収穫や柚子の苗木の冬囲いetc・・・


これからは
駆け足で冬がやってきます。


   雨蛙飲まず食はずの顔をして  右城暮