土佐の太平洋への最前線「室戸市」。
この海辺の街の地質遺産や生態系が
世界ジオパークに認定されました。
◆世界の室戸へ
太平洋プレートとユーラシア大陸が
ぶつかる巨大なエネルギーと堆積物が
長い年月をかけて作り上げた室戸岬。
その壮大な地質遺産が世界に認められました。
=写真:室戸ジオパーク推進協議会提供=
その世界認定の中心となって頑張っている
地質博士の柴田くんとは以前から縁があり
彼がノルウェーに発つ少し前に
室戸の仲間達と一献共にしました。
熱く語る柴田くん
◆熱い心が集まる街
年中一定の水温を保つ海洋深層水を利用し
年間通じた「すじ青のり」の養殖に成功した
通称「ぶんた」ことすじ青のり菅原くん。
「僕が作ったんです!」
人とイルカが触れ合い一緒に楽しむこと目指す
室戸ドルフィンセンターで頑張る姪のみちこ。
ノーコメント・・・ ^^;
◆三つの者
この室戸以外から集まった若者たちの
その熱い想いとメディアに乗らない本音を聞く一時。
いつかある「村おこし」に成功した
農協理事長が語ってくれた事を思い出しました。
「河童よ。村を起こすにゃあ『若者』、『よそ者』
そして『馬鹿者』の三つの『者』が要るがぞ。」
鯨来る土佐の海なり凪ぎわたり 今井千鶴子