猿板

遊山黒子衆SARUの記録

友はきぬ土佐遊山 街でのこと

最初の乾杯!!

「お帰りなさ〜い!乾杯!!」
昨年末の赤岳遊山から毎月会っている
関東に住むきぬさんと食うちゃんは
今では距離を超えた家族のようなもの。
◆「清麻呂」のこと
 お帰りの始まりは心のうどん屋さんから。
「讃岐のうどん」とは違う「土佐のうどん」は
優しいコシと鰹でとったお出汁と

「ちょっと変わったうどんも食べてや。」
ご主人夫婦がサービスしてくれた
うどん生地を打ち直したうどんに
練り込まれた「心」が特徴です(笑)

◆太平洋のこと
 小さいことに拘らない土佐の心は
太平洋の黒潮がもたらす海の幸と
豊富で温かい雨の恵みが養ってくれたもの。
この大きな海を見ずに土佐は語れません。

太平洋に面する高知市長浜には
土佐から四国をほぼ平定した戦国大名
長宗我部元親の像が立っています。

「権力」に屈することなく「心」で動いた土佐人。
約束を守り最後の一兵まで戦い抜いた
その先人の心意気に私は誇りを感じています。
 土佐は坂本竜馬だけじゃないぜよ!

◆「きたじ」のこと
 土佐のお迎えの宴は
SARUの隠れ家「晩酌処きたじ」。

このお店は取れたて土佐の海鮮と
土佐の山菜だけしか置いていません。


そんな土佐にゃ金目は無いけんど
豊かな自然の恵みは仰山ある。
 いらっしゃい!!
そんな誰でも迎える「おきゃく」の心は
いまも確かに生きちゅうぜよ!!

                    鰹来る大土佐晴れの濤高し  福田甲子雄