丸山荘の思い出を後に
四国山地から瀬戸内海に下り
愛媛県今治市にやってきました。
◆今治のタオル
タオル生産日本一の今治市には
猿板で何度か紹介した私のお気に入り
「タオル美術館ICHIHIRO」があります。
◆今治の職人技
安い外国製品に押されていたタオルを
文化として価値を高め街を元気にしようと頑張る
職人たちのシンボルがこのタオル美術館です。
化繊を多用する登山ウエア−の中で
自然素材の風合いを楽しむ事が出来る
「日本製」のタオルマフラーは
私達の山行に欠かせないものになっています。
この四国が生んだタオルの逸品を
90万カウントキリ番でプレゼントします。
◆今治の美味いもの
お昼は今治市の町おこしの一つ
ご当地B級グルメを求め今治商店街へ。
寂しくなった港町の商店街に
活気を取り戻そうと作ったのが
地元の美味いものを集めた
まんなか広場「ほんからどんどん」
今治で有名な鉄板焼き鳥など出店が並ぶ中
私のチョイスはB級グルメ「焼豚玉子飯」
調理師であった私にとっては懐かしい
「まかないの味」は中々のものでしたよ。
◆今治の湯けむり
タオル美術館から北に下ったところに
和宏さんお勧めの今治の秘湯があります。
広大な竹林に点在する個性的な湯船の数々。
竹林が生む凛とした空気の中を
雨に濡れて木道を素足で歩く心地よさ。
岩、檜、杉などそれぞれの感触を確かめながら
湯に浸かり雨を眺める一時は極上の時でした。
「河童ちゃん。買うたタオルを使おうか(笑)」
竹の葉の落ちゆく先も竹の谷 鷲谷七菜子