猿板

遊山黒子衆SARUの記録

R194雨の遊山 今治市のこと

山間から下る

 丸山荘の思い出を後に
四国山地から瀬戸内海に下り
愛媛県今治市にやってきました。
今治のタオル
 タオル生産日本一の今治市には
猿板で何度か紹介した私のお気に入り
「タオル美術館ICHIHIRO」があります。

今治の職人技
 安い外国製品に押されていたタオルを
文化として価値を高め街を元気にしようと頑張る
職人たちのシンボルがこのタオル美術館です。

化繊を多用する登山ウエア−の中で
自然素材の風合いを楽しむ事が出来る
「日本製」のタオルマフラーは
私達の山行に欠かせないものになっています。

この四国が生んだタオルの逸品を
90万カウントキリ番でプレゼントします。
            
今治の美味いもの
 お昼は今治市の町おこしの一つ
ご当地B級グルメを求め今治商店街へ。

寂しくなった港町の商店街に
活気を取り戻そうと作ったのが
地元の美味いものを集めた
まんなか広場「ほんからどんどん」

今治で有名な鉄板焼き鳥など出店が並ぶ中
私のチョイスはB級グルメ焼豚玉子飯
調理師であった私にとっては懐かしい
「まかないの味」は中々のものでしたよ。

今治の湯けむり
 タオル美術館から北に下ったところに
和宏さんお勧めの今治の秘湯があります。

広大な竹林に点在する個性的な湯船の数々。
竹林が生む凛とした空気の中を
雨に濡れて木道を素足で歩く心地よさ。

岩、檜、杉などそれぞれの感触を確かめながら
湯に浸かり雨を眺める一時は極上の時でした。
「河童ちゃん。買うたタオルを使おうか(笑)」

                        竹の葉の落ちゆく先も竹の谷  鷲谷七菜子