猿板

遊山黒子衆SARUの記録

山のお母さん遊山 共に登ること

仲間が集う

 私と和宏さんは丸山荘で出会い
この小屋でお世話になったおさむと次男くん。
そしてblogで繋がった大阪のかっちゃんと
ガールフレンドも駆けつけてくれました。
◆剱山を目指すこと
 集合場所は剱山見ノ越登山口。
登山口から8合目まで登山リフトがある剱山は
比較的登頂が楽な深田百名山です。

◆リフトに乗ったこと(私も)
 私はおさむとおさむの次男と共に
リフトで上がるお母さんに付き添い(涙・・・

他のメンバーは新緑の森を
登山道で登る事にしました。

 石楠花が咲く若葉の森を
ゆっくり上がるリフトに(私も)
おさむの次男は大はしゃぎ・・・。
 こらっ! ゆ・ら・す・なっ!!

10年ぶりの山歩きが不安だと言っていた
お母さんも楽しそうなので一安心でした。

◆10年を経たこと
 標高1730m西島(リフト)駅でみんなと合流。
ここからの標高差200m、約1kmの登山道は
頂上ヒュッテのスタッフにより整備され
母さんもすれ違う人を気にすること無く
自分のペースで登る事が出来ました。

休み休みでも一歩一歩確実に上がるお母さん
「この花はなんと言う花じゃったろう?」
名前は忘れてしまってもお母さんの興味は
かつて観た道端の草花に向けられていました。

そんな初夏の花と仲間の応援に力を頂き
ほぼコースタイムでヒュッテに到着。

流石30年以上山を守ってきたお母さん
まだまだやるじゃありませんか。
  新緑の香に新緑の風を待つ 稲畑汀子