猿板

遊山黒子衆SARUの記録

彩の国遊山に参加したこと 後編

新緑の彩り

『サイテイ委員会とは
 「彩の国・低山推進委員会」の略であり
  埼玉の低山の魅力を追求する
   オトナ達の集まりのこと。』
         =「 やまやのはなみち 」より=
◆極上であること
 blogを介して繋がった
地元の山をこよなく愛する心が集い
四季折々の低山を楽しむ人たちが選んだ
彩の山は極上の時を与えてくれました。

◆回復する森のこと
 妻坂峠から大持山に続く稜線は
伐採か一度森を失ったようですが
いま正に本来の姿に還ろうとする
力強い若木の新緑で覆われていました。

その標高1,000mを越える稜線の若木
真っ直ぐ天に向かって伸びている姿は
風の影響を受ける四国の稜線では
見ることの出来ない風景でした。

◆彩の森であること
 それは日本で最も海から離れ
北風を越後の山が受け止めてくれる
彩の国ならではの風景なのでしょうね。
                

そんな緑のシャワーが降り注ぐ
新緑のトンネルにはミツバツツジ
馬酔木の若葉がささやかな彩を添えてくれました。

                                あら尊と青葉わかばの日の光  松尾芭蕉