いつの間にかモリモリと
楠の若葉が眩しい季節になっていました。
4月に入ってからは忙しく
矢のように過ぎていく日々に追いてかれまいと
季節もちゃんと衣替えをしていました。
☆戻ってきたもの
「お預かりしていた財布ができましたので・・・」
それは実は去年の秋の河童の誕生日に
一緒に買った自分のお財布のことでした。
もともと薄いつくりなのに
小銭を沢山入れて無理をかけてしまい
横の縫い目がほつれてしまいました・・・ ^^;
☆思い出だから
鹿の鞣し皮は自分だけの歴史が刻まれます。
まだまだ使い始めたばかりなので
購入した「太郎冠者」さんに修理をお願いし
快く引き受けて下さって甲州に戻ること数ヶ月
職人さんの手によって再び蘇りました。
☆地元のお店
太郎冠者さんは長く愛されている
地元の小さなギャラリーで
この日も焼き物や日々の器の企画展が開かれていました。
直して直して使いたくなる物
身の回りには少なくなってきましたけど
またひとつ思い出が刻まれたものね。
諦めず大切にしますね。
職人さんありがとうございました。
あらたふと青葉若葉の日の光 芭蕉