長い冬眠から目覚める木々が
深呼吸している様な澄んだ空気が
雨上がりの森に広がり始めていました。
◆瑞々しいころ
いつもの森に続く林道は
街では不快に感じる湿気も
肌にも心地よく感じます。
◆野をこえ
森の木々は春の変化の時を迎え
キブシやヤシャブシなど春を告げる木々が
一早く芽吹き光を透かし柔らかく輝く。
最初山道を怖がっていたあやとは
すっかり慣れてしまった様で
ぐんぐん私達を引っ張っています(笑)
◆山をこえ
ゴウゴウと流れる沢渡りだって何の其の
小さい後ろ姿は逞しくなっていました。
そんな小さな隊長さんの成長を
山の野草も微笑んでいる様に感じます。
最後の登りを終えればいつもの森。
さあ、今日もいっぱい遊ぶでぇ〜♪
ひたひたと夢のつゞきの木の芽山 矢島渚男