猿板

遊山黒子衆SARUの記録

国見の山遊山 朝のこと

満月の後

 遊山の朝の目覚めは早い。
よく言われる遠足の日の様に(笑)
 今日は月が綺麗だなぁ〜♪
早く和宏さん来ないかなぁ〜(ワクワク
◆祖谷の国見山
 今回訪れた山は祖谷の国見山。
四国のほぼ中央部に位置する独立峰で
標高1,409mから見る遮るもののない眺望が
その名の由来とも言われています。

◆四国の大河
 夜明けを迎え大豊ICから
吉野川に沿ったR32に降りる。
四国山地から国見山を切り離した河も
いま目覚めの時を迎えようといています。

                        流れ来るもの一つなき冬の川  五十嵐播水
香川に向かう国道から祖谷渓道路へ。
旧料金所手前から峠を越る旧道に入り
登山口に向かう道は深い雪に覆われていました。

◆四国の雪
 雪に埋もれた標高1,000mの登山口に到着。
ここらからの眺望も中々のものです。

登りは植林帯の急登から始まります。

人工林の単調な風景の中に生きる馬酔木が
重い雪を被り道を覆っていましたが
これも冬の四国らしい風景の一つでしょう。

◆雪の道
 登山道は降ったばかりの雪に覆われ
ソールの固い冬靴ならエッジがよく効き
アイゼンなしでも快適に登る事が出来ました。
 
植林帯を葛籠折れに進む道は
やがて防火帯の急登に変わり
この先の風景に期待が膨らみます。